みなさん、私たち『株式会社ビリーフハウス』は、千葉県四街道市を中心に“食べれる家”をキャッチフレーズに超健康住宅を提供している注文住宅の工務店です。
それを体現するため、『無添加住宅』という住宅ブランドに加盟しているのですが、今日はこの『無添加住宅』についてお話したいと思います。
【目次】
1)無添加住宅とは
2)無添加住宅が誕生したきっかけ
(1)住宅業界で起きていること
(2)健康被害にあっているご家族との出会い
3)無添加住宅の特徴
(1)食べられる家
(2)誰でも手に入れられる価格で
(3)ほかでは真似できない家づくり
4)まとめ
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1)無添加住宅とは
無添加食品、無添加化粧品、無添加せっけんがあるように住宅にも無添加でつくる家があるんです。それが『無添加住宅』。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=Q-opVnmuPzU
「身体に悪いものは使わない」をモットーとし、誰もが安心して暮らすことができる家づくりを目指しています。
それは、シックハウス症候群のなかった頃の昔の家づくりです。
昔の家は土と木、そして草や紙などで構成され、バランスがとれていました。
その考えを軸に、現代の家づくりに合うよう何度も吟味を重ね、自然素材に徹底的にこだわって完成させたのが「無添加住宅」です。
また、フランスとスペインに挟まれた小さな国「アンドラ公国」を秋田憲司が訪れた際に、天然石や漆喰で造られた家の素材とデザインに感銘を受けました。
その家は築300年、400年を経ても美しさを保っていたのです。
その二つの要素が共生した家が無添加住宅。
無添加住宅はただの健康住宅だけでなく、夏や冬も快適で、経年変化が楽しめ、本物にしかない素材感やデザインなどの価値を提供します。
他にはない世界で一つだけの家、それが無添加住宅なのです。
2)無添加住宅が誕生したきっかけ
(1)住宅業界で起きていること
1990年代に住宅内で何気なく過ごしていると原因不明の体調不良に見舞われるという事態が多発しました。
その相談件数は、2003年ごろまで下記の通り右肩上がりで増え続けましたが、2003年の建築基準法改正時に住宅性能表示制度が施工され、24時間換気システムの設置の義務化やホルムアルデヒドの使用制限等が規制され、健康被害における相談件数が徐々に減少してきました。
この背景には、住宅の高気密・高断熱化が影響しており、家の中を暖かくするには気密性を高め、さらには断熱性能を高めることであると室内換気を蔑ろにした結果、体調不良を引き起こしシックハウス症候群を引き起こすきっかけとなってしまいました。
後に、国が建築基準法改正を行い、状況が改善の方向に進みましたが、規制した化学物質にとって代わる物質をメーカーが使用していることもあり現状では相談件数は年々微増傾向にあるのが現状です。
(2)健康被害にあっているご家族との出会い
秋田憲司が27歳の時に父親から会社を譲り受け、バブルも絶頂のちょうどこの時期に経営も順調でありましたが、バブルが崩壊し多額の借金を背負い、加えて阪神淡路大震災が起こってしまいます。
もう人生終わりだと秋田憲司は思いますが、それでもなんとか頑張ろうと日々奮闘していました。
再起をかけて、今までにないデザイン住宅に取り組みました。それからは一気に、全国誌やテレビ取材など注目を集めるようになりました。
さらに、建築のコストダウンを図るため、アメリカや東南アジアなど仲介業者を通さずに直接交渉行い、品質のいいものを安価に手に入れることが出来ました。
学生時代の旅行で英語やスペイン語を習得していたお陰で、自分の力だけで世界各地を周りました。
そしてスペインとフランスの国境にあるピレネー山脈の山間で発見した築300年、400年ほど経った家に感銘を受けることになります。
自分もこんな家を日本でも建ててみたい。と思いその気持ちを日本に帰って建築に生かしていきました。
そんなある日、不動産業者の紹介で化学物質のアレルギーの方の相談に応じることになります。
その時今まで憲司が学んだ自然科学の知識がつながります。
「これならいける!」と感じた秋田憲司は、そのお客様の家を建築することに踏み切り、「無添加住宅」建築への第一歩を歩き始めました。
昔の日本家屋をもとに、人にとって安全な家を建てるためには、無機物を沢山使い、有機物を少なくするのがいいと考えました。
また、天然素材だからといって身体にいいものとは限らず、例えば檜や杉などの木は天然の化学物質が出ており、濃度が高すぎるため人にとって毒になる。
そのため、有毒成分を出さない木を使用するなど、着々と無添加住宅完成への道のりを進んでいきます。
試行錯誤を繰り返し、壁材にはオリジナルの漆喰(しっくい)、接着剤には米のり・にかわ、塗料には柿渋などを使用しました。
屋根には、スペインとフランスの国境で見た天然石の屋根を使用します。
そして1999年。ついに化学物質を極限まで排除した「無添加住宅」がようやく完成しました。
シックハウス症候群の奥さまが入居後、「この家の中では安心して深呼吸できます。」と言って頂き、シックハウスの症状は、徐々に消えていきました。
まさにこの出会いが今現在の無添加住宅の礎になっているのです。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=18gApTK5b_U&t=2s
3)無添加住宅の特徴
(1)食べられる家
「無添加住宅」の一番の特徴は接着剤にあります。
米で作った「米のり」や動物の骨や皮を煮詰めた精製した「膠(にかわ)」を用いており、どちらも食べれるものです。
ドアやキャビネットの扉には、米のりで貼り合わせた集成材を使っています。
その接着力は木工用の合成接着剤と同等なのです。
しかも耐久性に優れ、防水をきちんと行えばたくさんのパーツを米のりで貼り合わせた仏像のように300年以上も持つことがわかっています。
それだけ安全な材料だけで、しかも建材としてしっかり機能するものを使って家づくりを行っています。
(2)誰でも手に入れられる価格で
安心・安全な家づくりを行うにあたり、一部の高額所得の方だけが住める家では私たちがモットーとしている「誰もが安心して暮らせる住まいを広めたい」という形ではありません。
そのため、海外からの輸入品では、直接向上やメーカーと交渉し、商社などを介さず中間コストを省いて仕入れています。
それはそれは相当な時間と労力がかかりました。しかし、現在もこの資材探しは継続して行っています。
全ては、誰もが安心して住まうことができる家を広めたいという想いがあるから。
(3)ほかでは真似できない家づくり
4)まとめ
『無添加住宅』は、「誰もが安心して住まうことができる家を広めたい。」という理念に基づいて一人でも多くの方々へその想いを届けたいと日々活動を行っています。
一般的に家に住むこと私たちにとっては当たり前のことであっても、化学物質過敏症の方やシックハウス症候群の方はそれが当たり前ではないのです。
そのような問題を抱えている方にも皆様と同じように快適で安心できる住まいを適正な価格で提供したい。これが無添加住宅の想いなのです。
この記事へのお問合せや家づくりのご相談は、こちらから。
この記事を書いた人
株式会社ビリーフハウス
広報 花島