みなさん、この時期はどうしても寒くなることに加え、世の中の空気が乾燥しますよね。
その影響で、風邪やインフルエンザを患ったり、乾燥肌になって手足がひび割れたり、唇がかさかさしてきたりと。。。
身体のメンテナンスに注意している方も多いのでは?と思います。

家の外であればマスクを使用して、風邪予防を行ったり致します。
家の中に入る際には、うがいや手洗いの励行、室内では加湿器を付けて、空気の乾燥を改善してみたりと
色々な対応の仕方がありますよね。

本日は、風邪やウィルスから身をも守るための方法をご紹介したいと思います。
みなさまもご存じのようなものもありますので、そのあたりはご容赦ください。

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【目次】
1)なぜ冬の時期は乾燥するの?3つの理由
(1)気温が下がると、湿度が低下してしまうから
(2)気温が下がると、身体が冷えてしまうから
(3)家の中で暖房を使うことで相対湿度が低下するから
2)乾燥時期に気を付けたい3つのポイント
(1)風邪やウィルスにかかりやすくなる
(2)お肌が乾燥肌になる
(3)火事が起こりやすい
3)乾燥時期に行う4つの対策
(1)加湿器で部屋の中を加湿する
(2)洗濯物を家の中で干す
(3)お風呂のふたを開けっぱなしにする
(4)観葉植物を置く
(5)保湿クリームを塗る
4)ご家族の健康や乾燥被害を防ぎたいあなたには
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1)なぜ冬の時期は乾燥するの?3つの理由

(1)気温が下がると、湿度が低下してしまうから

冬の空気が乾燥する一番の要因は、気温の低下です。
これは北半球ではやむを得ない状況です。冬は寒いんです。
気温が下がると大気中(空気中)の水分(水蒸気)は水滴やもっと寒くなると氷に変化します。
室内の結露はまさにその現象の典型例であり、空気の中の水分が減ることで室内空気が乾燥してしまいます。
家の外で、人が息を吐くと白くなることもその理由であり、呼気の水分が空気に溶け込めず空気中で水分が結露してしまうのです。

(2)気温が下がると、身体が冷えてしまうから

日本の冬は南国を除き、基本寒いのが特徴です。
冬の寒さで身体が冷えることも、人の肌の乾燥にも関係しています。
人の身体が冷えると、血の巡りが悪くなり、肌に栄養が届きにくくなってしまいます。
そうすると、人肌の防衛機能が下がってしまうんです。
人肌の防衛機能が下がると、外的刺激である紫外線や乾燥などからお肌を守れなくなります。
更には、お肌だけでなく嫌気性のウィルスにかかりやすくなったり、体調不良などが重なると健康被害にもつながりやすいので、体調管理には十分気を付けてください。

(3)家の中で暖房を使うことで相対湿度が低下するから

寒い冬にはエアコンや燃焼型の暖房器具を付ける方は多いと思います。
それ自体は悪いことではないのですが、空気の乾燥には特に注意が必要です。
空気を暖めると、相対湿度が下がるため、室内空気やお肌を乾燥させてしまいます。
特に暖房の種類でエアコンは気流を伴う暖房器具なので、埃についているカビやウィルスが舞って、それを吸ってしまうと体調不良の原因にもつながります。
冬場は特に室内の掃除にも気を配り、出来れば床暖房、オイルヒーターや遠赤外線などの気流の起きにくい暖房の使用をお勧めいたします。
加えて、湿度を高めるには加湿器の同時使用なども非常に有効です。

2)乾燥時期に気を付けたい3つのポイント

(1)風邪やウィルスにかかりやすくなる

日本の冬は一般的には寒いので、大気中の空気は乾燥しています。
人は大気中の空気を吸って、口や鼻から息を吐くため、吸った時の空気より吐いた時の空気の方が湿度が多いんです。そのため、体内(特に喉)がどうしても乾燥気味になるんですね。
湿度を保つには、のど飴を適度に舐めたり、マスクをして保湿に心がけるなど工夫が必要です。
乾燥した空気は、嫌気性のウィルスが活発化しているので、病原菌やウィルスから身を守るにも湿度が重要です。
原理を理解し、十分注意してください。

(2)お肌が乾燥肌になる

空気が乾燥すると、皮膚が乾燥するため、経皮からのウィルス侵入やダメージのある部分・ら病原菌が入りやすくなります。
保湿を行うことで、病原菌やウィルスの体内への侵入が防げますので、保湿クリームやのど飴の摂取、マスク着用も心がけましょう。
人間が適切と云われる湿度は、55%です。
これは、映画館の設定湿度です。2~3時間同じ空間で映像を見ていても快適で過ごせますよね。
40~60%が適正湿度といわれておりますので、居住空間に湿度計を置き、乾燥時には加湿器を使うことも視野にいれてご対応ください。

(3)火事が起こりやすい

乾燥時期は大気中の湿度が少なくなるため、外部の非常に火が燃えやすくなります。特に風が強い時期は少しの火でも燃え広がってしまうので要注意です。
海外でも乾燥時期の山火事が1週間以上も燃え広がるということも度々ニュースになっておりますので、身近な場所でも注意しましょう。
特に家の中で、石油ストーブなどの燃焼型暖房器具はカーテンなどから燃え広がることも昔は度々起こりましたね。
皮膚などの乾燥だけに留まらず、火災にも十分注意してください。

3)乾燥時期に行う4つの対策

(1)加湿器で部屋の中を加湿する

(2)洗濯物を家の中で干す

(3)お風呂のふたを開けっぱなしにする

(4)観葉植物を置く

(5)保湿クリームを塗る

4)ご家族の健康や乾燥被害を防ぎたいあなたには

家の中を呼吸する壁にすると乾燥時期には壁の中にある水分を外に吐き出してくれます。
過乾燥な状態では水分は外部に出ませんが、ビニールクロスを使っている家よりも呼吸する壁である『しっくい壁』であれば、15%前後は潤います。
加えて、床材のフローリングも合板ではなく、無垢材使用するとこれまた床が呼吸するので、家の中が潤って快適になります。
これから住宅を造る方や、リフォームで快適性を高めたい方はぜひ『しっくい』と『無垢フローリング材』を使った空間にしてみてください。

リフォーム及び自然素材を使った健康住宅にご興味のある方は、こちら

上記のように、健康に配慮した快適な家づくりにご興味のある方は、起きかねなくご質問・ご相談ください。

[お問合せはこちらから]
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この記事を書いた人
株式会社ビリーフハウス 広報 花島